« 2017年10月 | トップページ | 2017年12月 »

2017年11月

2017年11月 9日 (木)

症状に応じた認知行動療法の練習方法 :不潔恐怖症とその洗浄強迫行為の人 25

「症状に応じた認知行動療法の練習方法」を述べます。

なおボランティア活動で、無料のメールカウンセリングをカウンセラーの中島が行っています。ご希望の方は、下のメールアドレスをクリックしてください。リンクします。
⇒  believer-will@true.ocn.ne.jp

いままでは認知行動療法の、主な方法を述べました。
これからはそれぞれの症状に応じた方法を、具体的に述べます。

それぞれの方法は、症状別になっています。
ご自分の症状に応じた方法を、参考にしてください。

不潔恐怖症とその洗浄強迫行為の神経症の認知行動療法

先ず、「不潔恐怖症とその洗浄強迫行為の人」は、不潔感に対する判断ができなくなってしまっていることが多いのです。

普通、テーブルはせいぜい十回ぐらい拭けばきれいになります。
しかし、何十回拭いても気がすみません。これが特徴です。

そこで誰かに、テーブルを拭く普通の回数を教えてもらってください。
その普通の回数を、自己治療のための目標にします。

さらに次のことも、取り決めます。

「毒物に触れたり、汚れがみつかったら洗うのはOK」
「食事の前、トイレのあとで手を洗うのはOK」

この取り決めは、必ず守ります。

なおこの取り決めをトイレや洗面所のよく見える場所に、紙に書いて貼ってください。
さらに、外出時には手帳に書いておくと効果的です。それを外出先で見てください。

過剰な入浴時間に関しては、普通の入浴時間を浴室ののよく見える場所に紙に書いて貼ってください。なお神経症になる前の入浴時間が、普通の入浴時間です。

これから「不潔恐怖症とその洗浄強迫行為の神経症の認知行動療法のエキスポージャー」を述べます。

不潔恐怖症の人のエキスポージャーは必要以上に不潔感を感じるものに、触れるのです。たとえば、タオルが汚染されているかもしれないと心配する人は、それに触れます。協力者はモデルになってください。先ず、協力者が触れてください。これが大切です。

その不潔感を感じるものに触れたあとは、手を洗わないのです。
1~2時間は、洗ってはいけません。

神経症の認知行動療法の協力者は、絶対に洗うことを妨害する必要があります。
それが洗浄強迫行為を、ストップするために絶対に必要なことです。

これは神経症の否定的な強迫観念は、1~2時間ぐらいで減少するという事実によります。1~2時間たてば、不潔感は消えていきます。
それを学習するのが、認知行動療法です。

不潔恐怖症で過剰な入浴時間に対する認知行動療法では、めざまし時計を用います。
めざまし時計を、30分後ぐらいにセットしてください。勘ではいけません。

ただし、認知行動療法の初期の段階ではこの方法よりも、他の方法が必要です。
それは自分で決めた入浴時間の半分と5分前に、協力者に時間を知らせてもらい、そのときに入浴をやめる準備をしてください。

最後に協力者は、決められた時間になったら入浴時間終了を知らせてください。
それを聞いたら、必ず浴室を出てください。多少、身体が汚れている感じが残っていてもそうしてください。そうすれば、必ず1~2時間以内には不潔感と不安感は消えます。
それを学習するのが、神経症の認知行動療法です。

同様に、洗面所での洗面行為の場合も同じです。
一定の時間になったら、洗面はストップしてください。
そうすれば、1~2時間以内に不潔感と不安感は消えます。

不潔感は我慢すれば「1~2時間以内に不潔感は消る」これがポイントです。それを学習するのが、認知行動療法です。

たとえば手を洗わないといられなくなったら、1~2時間ぐらい絵を描く人もいます。
そうすると、気付いたときには不潔感は消えるからです。

またそのために自分でトイレは、公園や駅のトイレを使用することを決める人もいます。
そしてそれは、不潔感に直面しそれを克服するには効果的です。

このように不潔恐怖症に対する神経症の認知行動療法は、「不潔感は我慢すれば1~2時間以内に弱まる」ことの、学習です。

そのためにいままでにこのブログで述べたことを、どれでも良いですから自分自身で行ってください。どの方法も基本的には、「不潔感は我慢すれば1~2時間以内に弱まる」ことの、学習です。

それのできない人は、東京足立区役所前カウンセリングルームにメールください。
ボランティア活動で、アドバイスします。もしくは今までこのブログで述べたことを、どれでも良いですから自分自身で行ってください。そうすれば先ず、不潔感に引きずられなくなります。

手を洗わなければいけないという気持ちは、後ろにさがります。
その結果、手を洗うという行動も減っていきます。

不潔恐怖症の人は、いままでにこのブログで述べたことを、先ずどれでも良いですから自分自身で行ってください。そうすれば先ず、不潔感に引きずられなくなります。その結果、手を洗うという行動も減っていきます。さらにはその洗浄強迫行為に対する衝動や、手を洗いたいという考えも自然に減ります。

しかし、また不潔感は戻ることはあります。
そのときは、あわてないでください。

不潔感が通り過ぎることを待つ姿勢は、確立されています。
その姿勢を貫いてください。そうすれば不潔恐怖症は、解決します。

次に、確認行為の神経症の認知行動療法を述べます。

« 2017年10月 | トップページ | 2017年12月 »