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2018年1月19日 (金)

症状に応じた認知行動療法の練習方法:「ため込み」「収集強迫」の人 28

症状に応じた認知行動療法の練習方法として、「ため込み」「収集強迫」を述べます。

なおボランティア活動で、無料のメールカウンセリングをカウンセラーの中島が行っています。ご希望の方は、下のメールアドレスをクリックしてください。リンクします。
⇒  believer-will@true.ocn.ne.jp

「ため込み」「収集強迫」の自己解決法を述べます。

誰しも、ものをとっておく事はあります。しかし、神経症の「ため込み」「収集強迫」の人は何も捨てられません。誰しも、ものをとっておく事はあります。

そのような人には、協力者が必要です。協力者にあなたの部屋を、点検してもらいます。
普通、捨てるものを指摘してもらいます。その指摘を参考に、認知行動療法をスタートします。

この場合も認知行動療法はエキスポージャーと、反応妨害からなります。そのエキスポージャーは、不必要なものを捨てることです。同様に反応妨害は、その捨てたものをまたとりかえさないことです。

先ず、協力者に具体的に捨てるものを指摘してもらいます。このように、協力者の具体的な指導は大切です。

次に、捨てるものを協力者とともに確認してください。それは本当に、捨ててよいものかの確認をしてください。その確認後、協力者はそれを捨ててください。

次はあなたが、ご自分で捨てるのです。協力者はその捨てたものを、あなたがまた取り返すことをやめさせなくてはいけません。これが協力者の、具体的な役目です。

「ため込み」「収集強迫」の人で程度を超えて、本を買う人がいます。
その人はその本をなくすことや、絶版になることが心配で同じ本を何冊も買うのです。
協力者はそれも、ストップさせなければいけません。

繰り返しますが、神経症の「ため込み」「収集強迫」の人の認知行動療法では、協力者の役割は大切です。できるだけ親しくて、かつ毅然とした態度の取れる人が適しています。

ある女性は、お姉さんに協力してもらいました。毎日、お姉さんはその人の家にきました。その人に不必要なものを捨てるようにさせ、かつ毅然とした態度で捨てたものをまた取りかえさせないようにしました。

このように神経症の「ため込み」「収集強迫」の人の認知行動療法では、協力者には毅然とした態度の取れる人こそが適しています。

さらに「ため込み」「収集強迫」の人は、友人を部屋に入れることも大切です。
それは「ため込み」「収集強迫」の人は、自分の部屋が乱雑ゆえに部屋に人を入れられない事を利用するためです。

そのために、友人に今度の日曜日に自分の家に遊びにくるように提案します。
そうすればその日までには必要以上にため込み、収集したものを捨てることになります。

「ため込み」「収集強迫」の人は、「必要以上にため込んだもの、収集したもののリスト」を作ることも、役立ちます。部屋の中にあるものを、すべてリストアップしてください。そして部屋の中の捨てられないものを、ランク付けするのです。

次にその中で比較的捨てやすいものから、捨てていくのです。
協力者は、本人がその捨てたものを取りもどそうとすることをストップさせなければいけません。これを繰り返し、練習を深めていくのです。

「ため込み」「収集強迫」の練習に必要なことは、「ため込んだもの」「収集したもの」すべてのリストと協力者です。

練習は、「比較的捨てやすいもの→捨てにくいもの」の順に、行います。
それは練習の抵抗を弱めて、練習をスムーズに行うためです。

捨てるときは、できるだけ何も考えないで捨ててください。
それができれば理想的です。絶対にゴミ箱から取り返したりしないでください

現実にため込んだものを捨てるときは不安をともない、捨てることに抵抗を感じます。
その不安は、現実に捨てるときの不安よりも何倍も強いものです。それは、次のように表されます。

イメージによる不安>現実の不安

そして神経症の人は、そのイメージによる不安に負けているのです。
現実の不安は、それほど強くありません。よって実際に捨ててしまえば、気持ちは安定化します。そうやって神経症の「ため込み」「収集強迫」に対して、コントロールを獲得するのです。「ため込み」「収集強迫」の練習は、「比較的捨てやすいもの→捨てにくいもの」の順に、行います。最初は協力者とともに、ため込んだものを捨ててください。

やがて自分だけで捨ててください。そうやって自分で「ため込み」「収集強迫」に対して、コントロールを獲得することが大切です。

ただし神経症の「ため込み」「収集強迫」の人は毎日、新聞やレシートという「ため込み」「収集強迫」の原因になりやすいものが押し寄せてきます。よって、「ため込み」「収集強迫」の解決した後も、特別な予防方法は必要です。

さらに述べます。

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