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2018年2月10日 (土)

症状に応じた認知行動療法の練習方法:「えんぎと迷信恐怖症」の人 29

症状に応じた認知行動療法の練習方法として、「えんぎと迷信恐怖症」を述べます。

なおボランティア活動で、無料のメールカウンセリングをカウンセラーの中島が行っています。ご希望の方は、下のメールアドレスをクリックしてください。リンクします。
⇒  believer-will@true.ocn.ne.jp

「えんぎと迷信恐怖症」の人の、自己解決法として認知行動療法を述べます。

誰でも、えんぎをかつぎます。
バスには4号車はありません。方角が悪い、日が悪いと考えます。

このことによって普通は、生活を支配されていません。
しかし「えんぎと迷信恐怖症」の人は、生活が支配されてしまいます。ここが大きな違いです。

「えんぎと迷信恐怖症」の認知行動療法の、スタートラインはあなたのその考えを確認することです。

たとえばあなたが四日は家から出ないと決めていたら、それを他の人に話してみてください。そしてそれが、不自然な行為であることを確認してください。そこから神経症の「えんぎと迷信恐怖症」の認知行動療法は、スタートします。

「えんぎと迷信恐怖症」の認知行動療法もエキスポージャーと、反応妨害が中心になります。

たとえばあなたが四日は家から出ないと決めていたら、「積極的にその日に家から出る」ことがエキスポージャーです。それによりえんぎが悪くなったと考えて、「お祈りをすることを『やめる』」ことが反応妨害です。

以上が神経症の「えんぎと迷信恐怖症」の認知行動療法の、中心です。
次は協力者の具体的な役割を、述べます。

たとえばあなたが四日は家から出ないと決めていたら、「積極的にその日に家から出る」ことがエキスポージャーです。協力者はそれを、確実に逃げないで実行させてください。

さらにそれによりえんぎが悪くなったと考えて、「お祈りをすることを『やめる』」ことが反応妨害です。協力者はそれも、やめさせてください。

以上が神経症の「えんぎと迷信恐怖症」の認知行動療法の、協力者の具体的な役割です。

協力者の最初にすることを、述べます。前述のようにあなたが「縁起が悪いから四日は家から出ない」と決めていたら、「積極的にその日に家から出る」ことがエキスポージャーになります。

協力者は先ず、一人で四日に外出してください。
そしてそれによって、本人に対して四日に外出することを示してください。

さらにそれによりえんぎが悪くなったと本人が考えても、協力者は「お祈りをしない」でください。そしてそれにより、協力者は「お祈りをしない」ことも本人に示してください。

協力者はこの二つのことを本人に示すことによって、「えんぎと迷信恐怖症」の無意味さを伝えます。さらに「誰でも運が悪いことはある」ことを自覚することも、大切です。

協力者は運のないことが起きたときに、その自覚を深めるために、協力する必要があります。それは、その運のないことについての話し合いです。そしてその不運はけっしてえんぎの悪い事をしたり、お祈りをしなかったからではないことを自覚するための話し合いです。

さらに「えんぎと迷信恐怖症」の認知行動療法には、自分から縁起の悪い事をする方法もあります。たとえばある人は毎日、午後4時44分にわざわざ交通量の多い道の信号を渡ります。そしてこの方法により、「えんぎと迷信恐怖症」を克服しました。

なお「えんぎと迷信恐怖症」の認知行動療法でも練習の経過を高めるために、ご褒美を自分に対して出すことは有効です。たとえば練習に成功したら、自分の欲しい物を買ってください。それは、練習効果を高めるために有効です。

なお練習終了後に、緊張感が高まりがちです。その緊張感は、生活を狭めてしまいます。さらに練習意欲も、奪ってしまいます。そこで練習終了後に緊張感を感じたら、リラックスする方法を行ってください。それにより、練習効果を継続させてください。

さらにえんぎと迷信恐怖症の人はミステリィーの映画やビデオを、見ることも大切です。ミステリィーの映画やビデオを見ることにより、自分自身に対して直接、えんぎと迷信に対する耐性を付けるのです。この練習もエキスポージャーや反応妨害とともに、セットで継続させてください。

「えんぎと迷信恐怖症」の認知行動療法は、程度の軽いうちにスタートすることが特に大切です。それはえんぎと迷信恐怖は、自己増殖するからです。「~は縁起が悪い」という考えは、他のものと結びつきがちです。そうやって自己増殖します。たとえば四(し)は縁起が悪いから始まり、橋(はし)や箸(はし)も縁起が悪いと自己増殖しがちです。

次は、モデルにより述べます。

四(し)は縁起が悪いという、サラリーマンがいました。その人には、国道四号線を歩くようにアドバイスしました。またビルの四階の食堂で、食事をするようにもアドバイスしました。

さらにレンタルビデオ店のオカルトコーナーの、四番目のビデオをかりるようにしました。そのビデオを、44回見るようにしました。

協力者は、「本人がえんぎの悪い事をしても何も不吉な事は起きない」と、励ましました。やがてその人は、神経症のえんぎと迷信恐怖は少しずつ弱まっていくことに気付きました。

とにかく「~をすると縁起が悪い」という強迫観念から、逃げないでください。そしてその縁起の悪い事を、強いて行ってください。それが大切です。そうやって、神経症の「えんぎと迷信恐怖」に対するコントロールを身につける事こそが、縁起と迷信恐怖症の真の解決方法です。

えんぎと迷信に対する強迫観念は、自然に消えていくものです。せいぜい1時間ぐらいで、自然消滅します。ゆっくり強迫観念が消えるのを待つことこそが、大切です。

神経症の「えんぎと迷信恐怖症」の認知行動療法を、まとめてみます。

先ず強迫観念から逃げないで縁起の悪い事を、強いて行ってください。
そうすれば強迫観念は、自然に消えていきます。
これが神経症の「えんぎと迷信恐怖症」の認知行動療法のポイントです。

ただしストレスに陥ると、また強迫観念はおきがちです。
しかしこの方法を学習していれば、自分で解決できます。

次は、神経症の「強迫的緩慢」の認知行動療法について述べます。

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