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2020年1月18日 (土)

強迫的行為のない強迫観念の具体的な解決方法

強迫的行為のない強迫観念の具体的な解決方法を述べます。

なおボランティア活動で、無料のメールカウンセリングをカウンセラーの中島が行っています。ご希望の方は、下のメールアドレスをクリックしてください。リンクします。
⇒  believer-will@true.ocn.ne.jp

強迫的行為のない強迫観念の解決方法を述べます。

強迫性障害には、強迫的な行為のみられない強迫性障害もあります。ある人は電車に乗ると、痴漢をするかもしれないと考え電車に乗れません。さらに本屋に行くと、万引きをするかもしれないと考え本屋に行けません。この人の強迫性障害には、具体的に強迫的な行いがみられません。外出が難しいという、消極的な強迫的な行いがみられるのみです。よって、認知行動療法の目標設定がしにくいのです。

そのような強迫的行為のない強迫観念のみの強迫性障害でも、いまは解決方法があります。それは認知行動療法により、強迫観念をコントロールするのです。ある人は電車に乗ると、痴漢をするかもしれないと考え電車に乗れません。さらに本屋に行くと、万引きをするかもしれないと考え本屋に行けません。このようなマイナスの考え方に引きずられる、強迫的行為のない強迫観念の解決方法を述べます。

このようなマイナスの考え方に引きずられないために、認知行動療法を行いました。大切なことは、マイナスの考え方に「引きずられない」ということです。けっして、マイナスの考え方が「きれいになくなる」ことではありません。認知行動療法は、マイナスの考え方に「引きずられなくなる」ことを直接の目標にします。よって認知行動療法によりマイナスの考え方が「きれいになくなる」ことはありませんが、結果的にはマイナスをプラスに変えるのです。

認知行動療法による「強迫的行為のない強迫観念の解決方法」には、いくつかのやり方があります。この人の場合は、最も直接それを解決するための方法を用いました。具体的には、電車に長い時間乗るのです。本屋に長い時間いるのです。極めて単純であり、直接的な方法です。この人は本屋での心配のほうが、不安の程度が弱かったのです。それゆえに程度の弱い、本屋での心配からスタートしました。よって、先ず大型書店に行きました。その本屋に長い時間いれば良いのです。なお大型書店でないと、長い時間そこにいることは現実に差し障りがありがゆえにそうしました。このように極めて単純であり、直接的な方法を用いました。

先ずその大型書店でも、人のあまりいないコーナーに行きました。不安の起きにくい場所から、スタートするのです。そこでも不安感に、襲われました。しかしその不安に、耐えることが必要です。不安は最初の5分間が、ピークです。この5分が、すべてを決めます。

なお正確には認知行動療法では、その人にあった方法を組み立てていきます。単純に大型書店の人のあまりいないコーナーに、5分いることは不安感に襲われ不可能です。その不安に耐えるためにも、工夫は必要です。その工夫は、その書店の本を立ち読みすることです。詳細には、2分間ごとに別の本に立ち読みする本を変更します。そして不安から2分間、本の立ち読みができないときは失敗です。そのときは、その本を買うのです。このようにして、とにかく最初の5分間の不安のピークに直面するのです。それが20~30分間にまで、延長されればOKです。

そうやって最終的に、最初の5分間の不安のピークに直面して、それが20~30分間にまで延長されるようにします。このようにマイナスの学習の解除と、プラスの学習の形成を行っていきました。次は人のあまりいないコーナーから、普通に人のいるコーナーに行きます。そこで、同じ事を行うのです。こうやって不安の程度の弱いものから、強いものにアップさせるのです。徐々に不安に対する耐性を、身に付けていくのです。

認知行動療法の立場から述べれば、神経症は不安に対する耐性がないために起きていると考えます。そしてそれを、再学習を通して身に付けていくのです。このように一つずつ、ステップアップして最後に最も不安感の高いものに至るのです。その時に、前の段階の不安感が0になったら次にステップアップします。これは大切です。不安感が半分ぐらいになったら、次のステップに進む方法もあります。しかし不安感が0になったら、次にステップアップする方が効果的であることは多いのです。このようにして最後は、最も不安感の高いものに至るのです。これは不安に対する耐性を、新しい学習を通して身に付けていく方法です。

さらに述べます。

 

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